『失われた過去と未来の犯罪』を読んだ感想等
パンダってほんとに可愛いですよねぇ……
これは、私が神戸に行った際に寄った王子動物園のパンダちゃんです。
名前は坦坦!
パンダって、動物の中で唯一何しても可愛い子達だと思うんです!欠伸しても可愛いし、寝っ転がっても可愛いし、歩いてても可愛い!
うん……完全に話題が逸れましたね。
さて、今日読んだ小説の感想とご紹介です。
小林泰三先生の、『失われた過去と未来の犯罪』
突如として人類が10分間しか記憶を保持できなくなってしまう世界のお話です。
一章ではその災害が始めて起こった時のパニックの様子や、何人かの冷静な人間がなんとか事態をおさめようと奮闘し、未来に繋げていく様子が描かれています。
二章では、記憶を保持できないことが当たり前になった世界で普通に生活する人々の様子が描かれています。
読んで、「あぁ…、人間の適応力って本当に凄いなぁ。」と思いました。
不測の事態に始めこそ戸惑うものの、何回も
繰り返していくうちに、段々とやるべき事が分かって、そして記憶メモリー等の未来の若者の為のものを作る。
人間の無限大の可能性を感じました。
久々にこういった趣向の作品を読みました。
色々と考えさせられる良い作品だったと思います